ぶどうとリスの舟型向付 宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)

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お刺身や酢の物、会席の品目の一つの向付。もともと茶懐石の中で、ご飯とお椀の向こうにお造りが置かれたことから、このような呼び方が生まれたと言われています。そして、小舟の形に似ていることから舟型向付と言います。宮本泰山堂が作る舟型向付には、ぶどうとリスが描かれています。工芸文様の一つにある葡萄唐草。この葡萄唐草は、古代エジプトに始まり、シルクロ-ドを通って、中国、日本へと伝えられた柄です。葡萄唐草と、それをより引き立てるかわいいリスも描かれた舟型向付は、食事の時間を和み目でも楽しむ絵皿になっています。盛り付けを楽しむ器「器は料理のきもの」という言葉を残したのは、北大路魯山人。決して自己主張しすぎない、あくまで主役の料理があってこそ、の引き立て役としての器。 器と料理の関係を見事に言い表した言葉は、食事を作る時、盛り付ける時の楽しみをもつくります。いつもの食事がいつも以上に美味しくなる、ちょっとした工夫で季節を楽しみ、日々を楽しむことができます。ご自宅用に、贈りものとしてもおすすめの宮本.

宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)