【受発注】らくがき叶福助 上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)

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本受注会は終了いたしました。ひれ伏すほどに深々とお辞儀するのは縁起物の福助。江戸時代から伝わる昔ながらの伝統人形の頭に描かれたそのおかしな表情は、窯元「上出長右衛門窯」の遊び心のらくがきで、現代に合わせてポップにアレンジしたものです。本名、らくがき叶福助(かのうふくすけ)は日本の伝統工芸である「九谷焼」の人形。大きな福耳の叶福助が羽織る江戸小紋の肩衣は、白粒(しろちぶ)と呼ばれる技法で丁寧に施し、黒塗りの着物はマットな質感に変え、小さくて可愛らしい扇子も用意したりと、細部にこだわりや演出が窺える豪華な作りの縁起物になっています。側面から見ると、泣き虫の小さな子どもや、一昔前の田畑で暮らすおばあちゃんの丸まった背中のような人間の愛しさも感じるらくがき叶福助は、縁起物以上に愛着がわく置物です。幸運と笑顔を運ぶ叶福助は、千客万来・商売繁盛・出世開運・福徳招来・長寿・幸福などを招く縁起の良い人形とされて、江戸時代に大流行した縁起物の人形です。実在したモデルになる人物がいて、庶民に愛される人.

上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)