爪型 105mm握り鋏 播州刃物

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握り鋏(はさみ)は、糸切り・細かいところの布地の切断に適し、230年の播州刃物の歴史の中でも、お客様の要望に応えながら、様々な形のバリエ-ションが作られてきました。布を傷つけないために刃先の丸まったものや、反り刃などなどある中から、一番シンプルで使い易いタイプを選んでいます。どこの家庭にもあるキッチン鋏(はさみ)や手芸鋏、それらが古くから伝統産業としている地域が兵庫県小野市にあります。現在の兵庫県南西部「播州」に昔から根付く金物産業は、刀の鍛造が元々の始まりだと言われています。 日本刀の遺伝子を持つ播州刃物の産業の起こりは、日用品としての髭剃りから始まりました。打刃物の起源は奈良時代(約1200年前)と言われており、奈良の都に贈る献上米を小野市で作っていました。その後、江戸時代の刀鍛冶の文化により刃物は飛躍的に進化し、約230年ほど前から剃刀や鋏といった日用刃物が作られたという歴史があります。 世界に通用する切味と耐久性を誇り、約250年以上も前から兵庫県の播州地域に根付いた歴史あ.

播州刃物