朱貫入飯碗 大 蔵珍窯(ぞうほうがま)

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一般的なご飯茶碗より、少し背が高く、小鉢としても使っていただきたい朱貫入飯碗。朱が魅力的なこちらの器は、岐阜県多治見市の美濃焼です。美濃焼は、九谷・京焼・有田焼・信楽・備前と比べると、1つの焼物のスタイルを持たないのが、美濃焼ですが、そんな中でも蔵珍窯(ぞうほうがま)は、一人でも多くの方と、食卓に小さな「しあわせ」を。という思いを「ものづくり」と絵付け、朱貫入などにこだわる窯元です。それは、大量生産の安価なものでなく、高価な美術品でもない。日常に食卓で華やかで楽しい空間をつくる器を目指しているからです。蔵珍窯(ぞうほうがま)の器の特徴の一つの朱貫入・「赤い器」は、蔵珍(ぞうほう)の赤と呼び、それはとても貴重なベンガラを用いて作られています。器を華やかに彩るベンガラの赤は、千日かけてゆっくりと丁寧に擦り続け3年で完成する絵の具で、焼成後は滑らかで深い赤い色となります。時間をかけて擦れば擦るほど美しい赤色になると言われ、昭和初期から貴重なものとして「幻のベンガラ」といわれていました。そ.

蔵珍窯(ぞうほうがま)