把手付盃 赤絵 上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)

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親指と人差し指でそっとつまむ大きさの盃。その盃に把手がついた新しい形は、なんとも愛らしく、女性であれば、子供の頃のお人形遊びで使われる食器を思い出しそうです。絵柄も従来の九谷焼と異なり、細密に、より華やかにという古くからの絵付けを少しゆったり描かれたようなデザインで、気持ちのいい絵柄です。お猪口や盃はコレクタ-になる方も多いほど、見ていて並べて楽しいものだと思わせてくれますので、贈り物にもおすすめです。伝統を現代に明治十二年、石川県能美郡寺井村(現石川県能美市寺井町)で創業した上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)。135年余の歴史を持つ九谷焼窯元 で、磁器の成形から絵付までを一貫生産する老舗です。その手作り・手描きで作られる製品は、彩り鮮やかな上絵付けと深い発色の染付け、何より丈夫で美しい生地が魅力的です。6代続く歴史ある老舗は、近年新たな取り組みを始め、現代に合わせた九谷焼を手がけます。それは、明治12年の創業以来ずっと守り続ける窯元らしく、伝統工芸「九谷焼」の製法を生かしつ.

上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)