大・白漆エゾユキウサギのブロ-チ 倉敷意匠計画室(くらしきいしょうけいかくしつ)

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経年変化で艶を増す伝統素材を生かした漆塗りのエゾユキウサギのブロ-チ。雪の上をぴょんぴょんと飛び跳ね回る姿や、餌をモグモグと食べる姿は可愛いウサギですが、エゾユキウサギは、それだけではありません。毛の色が夏と冬で褐色から白色へ変化する特徴があり、夏は草、冬は木の葉や根、樹皮、雪に埋もれた草を掘って食べるという、巣穴を持たず、いつも餌を駆けまわって探して生きています。そのため、足が長く、猛ダッシュする姿が凛々しいのが、エゾユキウサギです。漆の特徴と魅力木の幹につけた傷口からしみ出てくる乳白色の樹液「漆」。麗しい光沢と、堅牢な塗料になるこの樹液を、9000年も昔から日本人の暮らしの中にありました。縄文時代から、器や道具の耐久性を高める素材として使用したり、美しい艶を持つ塗料としての漆を活用してきた古い歴史があります。また、仏像制作や装飾を施す時の接着剤としても現代まで使われてきました。 漆器は、海外でも日本の代表的な素材として注目され「japan」と呼ばれ、日本を代表する特産品となって.

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