赤線三つ葉7寸平鉢 梅山窯(ばいざんがま)

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「器は料理の着物」という言葉があります。盛り付けの美しさも料理には欠かせないもので、器はその料理を彩る衣服のようなもので、素晴らしい器は美術品にも劣らない美があります。目から楽しむ料理には、器の美しい形や色、絵付けが不可欠で、器もまた料理が盛り付けられて初めて完成されるのです。温もりのある焼き物を生活に取り入れるとき、気になるのはその扱い方。いわゆる土ものと言われる陶器は繊細で、日常使いに躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方にはまず、丈夫で扱いやすい磁器から挑戦してみることをおすすめします。陶石から作られる磁器は生成時1200℃以上の高温で焼かれ、食洗機やレンジも問題のなくお使いいただけます。また、磁器と一口に言っても、色鮮やかな絵付けが特徴の九谷焼、品のある白さが特徴の有田焼と、産地によって様々な種類があります。その中で今回ご紹介するのは、素朴でぽってりと温かみのある磁器、砥部焼(とべやき)。国の伝統工芸品にも指定されている砥部焼の中でも最古の窯元、梅山窯(ばいざ.

梅山窯(ばいざんがま)